「COMSA」ユースケース

タレント電子トレーディングカード

COMSA活用例:タレントマネージメント業を営むA社が所属タレント電子トレーディングカードを発行するケース

A社はトレーディングカードのサービスとアプリケーションを開発するための資金を調達を行う例です。

COMSAはA社の中央通貨となるトークンとしての「Aコイン」の発行を支援し、A社はタレントごとにNEMブロックチェーン上で10,000枚ずつのトレーディングカードを発行します。

 

トレーディングカードの購入希望者は、A社もしくは取引所から購入するために、予めAコインを手に入れる必要があり、ユーザはトレーディングカードを購入すると、コレクションとしてアプリに表示されます。

カードはユーザー間で送信したり交換したりすることができるだけではなく、Zaifで取引を行うこともできます。

 

アプリ間でトレーディングカードを送信する際は、COMSA COREが自動的にNEM MOSAICアセットをEthereumトークンへと自動で変換します。ネットワークフィーを含め、全ての手数料はAコインで徴収される仕組みとなります。

VRワールド通貨

COMSA活用例:バーチャルリアリティ(VR:仮想現実)と現実の通貨連携

パブリックブロックチェーンのトークンを、mijinのプライベートブロックチェーンを活用し、VR世界へ送る例です。

 

COMSA HUBを用い、現実からVR内の特定のユーザーへ直接トークンを送受信できます。利用できるトークンはICOで発行されたサービス専用通貨だけでなく、BitcoinやXEM、Etherなどの主要暗号通貨の他、法定通貨にペッグしたトークンも可能です。

IoT認証と勘定

IoT時代には、無数のデバイスとそのそれぞれに付随する金銭価値の勘定が管理対象となる。
ブロックチェーンがそれらIoTを管理する最善の解となり、COMSAはその分野にも置いて有益なソリューションとなる。
パブリックブロックチェーンでは、常にキャパシティの問題に直面する。サイドチェーンやライトニングネットワークといった新技術が開発される中、COMSAはそのような2層目の技術ではなく、プライベートブロックチェーンを活用した現実的なソリューションを提案する。
デバイスによって生成されたアドレスは、共通して複数のmijinネットワークにおいて認証可能である。COMSA HUBは複数のmijinネットワークが互いに交信し、残高の整合性を保持しつつトークンを同期・ペッグすることができる。そしてそのペッグは、複数のmijinネットワーク間にとどまらず、BitcoinやNEM、Ethereumといった複数のパブリックブロックチェーンにまで拡張することができる。
デバイスはプライベートブロックチェーンのマルチシグで認証が可能であり、高速勘定にてそれが改ざん不可の状態で記録されることとなる。
この技術によって、無数にあるデバイス間での仕事量は、マイクロトランザクションとしてリアルタイムで処理されることとなる。
そのマイクロ勘定は、デバイスの内にも外にも設置が可能である。セキュリティの妥協無しに、mijinを使えばデバイスはインターネット上に公開されているブロックチェーンと安全に連動することが可能である。

COMSAでは、それらデバイスが法定通貨や暗号通貨にペッグされたトークンを直接扱えることになる。デバイスの管理者は、それらデバイスが故障したり制御不能となった際には、権限の鍵を抜き、そこに残存するトークン残高を、デバイスが完全に停止していても任意のアドレスに移すことも可能である。これら認証と管理が、mijinプライベートブロックチェーン上で全てNEMプロトコルのネイティブ機能で完結することがCOMSAソリューションの強みである。

mijinネットワークは金銭価値の移動を制御できるだけではなく、暗号化した強力なメッセージングツールとなる。例えば、自動車のファームウェアをOTA(Over-the-air)でアップデートするとする。その際、ネットワークはその自動車の固有な鍵と所有者の鍵とのマルチシグが揃って初めて開けるメッセージを送信し、その中にアップデートファイルのファイルハッシュを含めることができる。そのファイルハッシュを確認した自動車は、悪意のある偽装ファイルを避け、特定のアップデートパッチのみを適用できる。これら通信にはVPNは必要なく、インターネットを介して安全に、且つ第三者が傍受できない状態で秘密メッセージを送り届けることができる。

IoTデバイスの制御や、それに付随するマイクロ勘定についても、COMSAソリューションがワンストップで対応出来るということである。